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通りがかりで主池 [向日市]

桜の木の下で あなたの思い出に乾杯する
砂時計のように降りやまず ただし不規則に
春の微風は 私に姿をさらす
そして 私は誰かれとなく あなたの思い出を引き出す

桜の木の下で あなたを眠って待つ
桜の枝から枝へ 青もみじの枝から枝へ
鳥は 花の蜜や木の実を確保する
そして 私の止まり木に 唐突に別れを告げる

ライトアップは 桝形道路の街路灯
枝は熟睡し 花は目を輝かせ立候補する
そう 別離の記憶をもって 

苦手な野菜を 大好きな野菜で包んだように
春の微風に包まれて あなたは私に姿をさらす
そして いつか見つかると思ってたよと笑う
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