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通りがかりで柳谷(長岡京市) [京都]

小雪のちらつく夢だった
私らは雑木林まで走る
吹雪に追われる夢だった
大きな木の根で転ぶまで走る

夢から覚め あなたの手を探す
ぬくもりだった 高さをたがえ
釦をとめていた 壁をたたくと
たたき返す部屋を 思い出して

私は 窓を中途半端にひらける
あなたは 掠れ声で何か告げる
雪の上を 裸足で歩くような床

私は 履物を履き 履物を運ぶ
そう青空が底抜けに澄んでいた
大きな木はクリスマスツリーのよう
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